昭和10年頃、店主の祖父が東彼杵町のお茶の研修所で修行し、茶の種子を持ち帰り、植えたのが長田製茶の始まりです。
始めた当初は、釜で炒る製法を用いていました。
そして時代が変わり、父の代になると蒸し製法が主流になり、現在は深蒸し玉緑製法で製造しています。
現在、お茶の市場では煎茶や深蒸し煎茶がほとんどです。しかし当園は、玉緑茶(通称ぐり茶)という九州でも佐賀、長崎が主に製造しているお茶に、さらに試行錯誤を繰り返した、深蒸し玉緑製法という独自の製法にこだわりを持っています。
会社名 | 有限会社長田製茶 |
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代表 | 長田 篤史 |
所在地 | 〒859-1211 長崎県雲仙市瑞穂町西郷戊1436 |
電話番号 | 0957-77-2203 |
FAX番号 | 0957-77-2279 |
メール アドレス |
info@unzencha.jp |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 土曜日・日曜日・祝日 |
長田製茶は、お茶の葉が良質でなくてはおいしいお茶はできないという信念のもと、お茶の木をいかに健康に保ち、良質なお茶の葉をより多く収穫するか、ということを常に考えながら日々お茶作りに励んでいます。
茶園の土作りでは、冬に地元産の牛ふん堆肥をベースに米ぬかなどの有機物をブレンドしたオリジナル堆肥を施用し、秋には地元産の稲わらを敷いて茶の木を干ばつから守り、雑草を抑制しています。
また、より安全・安心なお茶作りを目指して、交信かく乱剤の使用や、有用天敵がいなくならない農薬の使用など、減農薬栽培にも取り組んでおり、IPM防除法などを地元の茶業青年たちと試験をしています。
お茶を摘む7~10日前には、被覆をするかぶせ栽培法を取り入れ、よりまろやかな味わいを追求しています。
製造面においては、深蒸し玉緑(たまりょく)製法という独自製法により、お茶にまろみをもたせ、よりグリーンな水色が出るように工夫しました。